新年早々の記事がエロゲーの感想文というのもどうかと思ったけど、せっかくなんで書くことにした。
なんだかんだでこういうのを書くのは好き。
<プレイ内容・環境・状況>
フレラバ Friend to Lover
SMEE 公式サイト
Ver.1.02
4人中4人攻略完了。CGはルートクリアでコンプできるので全コンプリート。
<全体の感想>
システム回りでいくつか気になる点があったのと、恋人になってからの展開がちょっと早すぎるかなぁ、という印象を受けたの以外は満足。
個人的なキャラは 理奈≧ゆずゆ>陽茉莉>岬 の順番。
<システムについて>
「前の選択肢に戻る」と「次の選択肢に進む」がないのが地味に不便だと思った。特に選択肢の選び間違いが多いので、「前の選択肢に戻る」機能は欲しいところ。
<ゲームについて>
Friend to Loverというサブタイトルのとおり「友達から恋人へ」というコンセプトのゲームってことで友達パートと恋人パートがくっきり分かれている。
このコンセプトは面白いと思ったけど、序盤(=友達パート)はひたすら2択を当てる作業が続くのでちょっとダルく感じる。
選択肢もわかりやすいのと分かりにくいのが混在しており、選択肢選びはかなり困った。
さすがにクリアできないほどではないけど、思いのほかペースが上がらないのがマイナス点。
個人的には分岐決定の選択肢だけでほぼ1本道でもいいからシナリオを読ませてくれるといろいろと捗るかなと。
ネットスラングなどは少な目だけど、ちょいちょいとは見かけた・・・と思う。たぶん。
恋人パートでは、選択肢でキャラクターの立ち絵やイベントCGが変化するのが面白いと思った。
言うたら東鳩2のタマ姉のパンツの色と同じシステムなんで別に真新しいわけではないんだけども、主人公好みに変化していくってのを実感させてくれるってのがいいなと思う。
基本的な流れがみんな 好感度稼ぎつつ伏線を張る → 告白 → イチャイチャ開始 → Love → バカップル状態 → Love → 伏線回収 → Ending って流れなのは。
内容自体は悪くないし好みな話なんだけど、さすがにワンパターンすぎるかなぁ、という感じがしなくもない。
<キャラクターについて>
スタートラインが友達ってことで、主人公への好感度があまり高くない状態からスタートして、イベントを重ねて好感度を高めていく。
そのギャップを堪能するのを含めてゲームのコンセプトなんで、そこはとりあえずよしとする。個人的にはもう少し好感度が高いキャラがいてもいいんじゃないかなーとは思った。
以下は個別のキャラクターについて
皆原陽茉莉
主人公の元幼馴染。キャラは悪くないと思うし陽茉莉は何も悪くないんだけど、幼馴染の関係がいったん切れて改めて復縁ってのは個人的にはツボではなかったのが分かった。
望月理奈
なんでも言いあえる友人ポジション。なんでもそつなくこなせるけど、デレモードの意外な一面を含めてマイナス要素が少ない感じでトップランク。消去法なのは否定しない。
最後はちょっとかわいそうな感じなのがもにょったけど、それはそれでありなのかもしれない。
柊ゆずゆ
出会いが最悪で好感度マイナスからスタート、そこから好感度を上げてくツンデレ風味。
ステレオタイプなキャラ作りされてるので、好きな人は好きだと思う。口調が悪すぎるので2位。
最後の最後にキャラのネタ明かしがあったのはよかった。
沢渡岬
無口で素直なキャラ。途中登場ってことで他ヒロインのシナリオにあまり絡んでこなく、いまいち感情移入できなかった。なんでこの順位。
全般的に肩透かしを食らった感じ? なんかよくわからないけど、そんな感じ。きちんと説明できないのがもどかしい。
サブキャラ
全般的に、メインヒロインよりサブキャラのがいい味だしてるキャラが多い気がした。
智美、まひろ、モチョッピィ、ジャスティス、桃etc。ヒロインや主人公の親も同様。
ここらへんのキャラが活躍する話がもうちょっと見たい気がした。
<イラスト>
横顔以外はいいと思う。うん。
<総評>
100点中65点ぐらい。前半部分の選択肢ラッシュがなければ、と思う。イチャラブ分はそこそこ補給できたので、とりあえずよしとしたい。