フレラバに続いて、smeeの作品であるラブラブルと、そのファンディスクである同棲ラブラブルをプレイしたのでその感想でも。

<プレイ内容・環境・状況>

ラブラブル Love able / 同棲ラブラブル
SMEE 公式サイト
Ver.1.02 / Ver.1.00
5人中5人攻略完了。(同棲ラブラブルも同様。)CGはルートクリアでコンプできるので全コンプリート。

<全体の感想>

フレラバと比べて共通パート部分が通常のADV形式で進めやすいこともあり、評価はいい感じ。
いちゃラブ度も、なかなか悪くないレベル。
キャラクターの好みは・・・甲乙つけがたく。あえて順番をつけるとするなら、
さつき>千夏・花穂>つぐみ>奈々子
という感じ。

<システムについて>

特にこれといって問題なし。
フレラバと同じく前の選択肢に戻る機能はないが、同作と比べて選択肢が少ないのでそこまで重要性は高くない。
ラブラブルは1.02パッチを充てることで「おまけシナリオ」が追加されるものの、あくまでおまけで新しいストーリーではなく、既存シナリオの視点変更版であり、さらに5分もかからずに消化できてしまう程度のもの。
おまけに大きな期待をしてはダメ。

<ゲームについて>

まずはラブラブル。スタンダードな選択式のADVゲーム。
主人公がなかなかぶっ飛んだ性格なので、好みが分かれるところかもしれない。
理由があっての性格付けなので、そこで評価が変わることもある。。。かも。
自分は特に違和感なく受け入れられた。

ヒロインは、御多分にもれずチョロイン属性を搭載してるので、話はスムーズに進んでいく。
特に変な葛藤などもなく、いちゃラブを堪能できる素敵仕様である。
いちゃラブの基本エピソードはだいたい抑えてる感じなので、それ系が好きな人にはお勧めで、そうでない人にはお勧めできない。

全体的にテンポよく話が進んでいくので、気分よく読み進めていけた点も評価したい。

続いて同棲ラブラブル。
FDということで、本編のアフターストーリーかつ「同棲」にテーマを当てた作品となっている。
ヒロインと思う存分いちゃラブしてくれるのはいいんだけども、気になった点もある。

1つは全員が同じような展開でラブホに行くこと。
記憶が確かならビッチ姉から優待券をもらって招待してもらうか、景品で当てるという流れだったんだけど、もう少しひねってもいいかなーと思った。

それともう1つ、どちらかというとこちらのが重要で、花穂シナリオ以外では、花穂が外国に行ってしまって他キャラとのかけあいが全くなくなってしまうこと。
確かに、ラブラブルの時点で同居してて、他のヒロインと同棲を始めたらそりゃー花穂は用なしと言わんばかりに捨てられるのも仕方ない展開ではあるのだが、花穂はせっかくいいキャラしてるので、他キャラメインシナリオでも花穂との掛け合いがあったほうがよかったかなぁ、とも思う。
こればかりは、花穂自身がスパッと身を引くと言ってる以上、どうしようもないのかもしれないが、ちょっともったいないなぁ、と思ったところ。

それ以外については特に気になった点はない。

<キャラクターについて>

琴宮千夏

正統派チョr・・・もといヒロイン。
偶然同じ時期に転校してきた女の子で、天然なお嬢様。
正直なところ、妹の美冬を攻略させてほしかったと思わなくもないが、まぁそこはそれ、とりあえず我慢。結構気が強いところもあって、テンプレっぽい性格付けではあるが、それなそれで悪くないと思う。
同棲ラブラブルでは選択肢次第?でサケクマさんが異常繁殖するあたりが個人的にツボ。

愛沢花穂

主人公の実妹。主人公の名字は変更可能なので、それと連動して変化するのかな。やってないのでわからない。
ずっとお兄ちゃんのことを好きだったけど、お兄ちゃんに好きな人ができたら潔く身を引く、けなげな妹である。
ただ、いろいろと聡いところもあったりして、ただの妹ではない、なかなかハイスペックな妹である。
なんだかんだで好意を隠さない感じが好ましくもある。
ただ、個別シナリオの最後のほうは、これでもかというぐらいに熱血全開な展開が続く。
もう少し熱血成分が少なければ、もっとよかったかもしれない。
ちなみに、メインシナリオ以外では

姫野つぐみ

人見知りかつどじっ子後輩でバイトの先輩枠。
ついでに印象が薄くてあまりコメントできないごめんなさい。

三枝奈々子

さえぐさ、と読むらしい。ついつい「みつえだ」と読んじゃう。
声優がschool daysの西園寺世界を担当されてる「柚木かなめ」さんということで、ということで…ごめんなさい、なんか年上というよりちょっとおばさんっぽかったお姉さま過ぎたのがマイナス。
おかげでシナリオ自体が頭に入ってこなかった。
奈々子ちゃんは悪くないんや・・・

柳瀬さつき

なぜか、ラブラブル(春乃伊吹)と同棲ラブラブル(北都南)で声優が別人になっており、どちらかというと無印ラブラブルの声優さんのがそれっぽくて好きな感じ。
それさえなければ、100点満点という感じだったが、いろいろと都合や事情もあったんだろうと思うことにする。
ちなみに、前者は物静かな印象で、後者は幼い感じの声色なんだけど、キャラ的には前者のがぴったりあう…と思ってる。
ちょっと変わった?女の子な漢字

サブキャラ

フレラバと同様、サブキャラは濃いのが多い。
ちょっと作画がおかしい気がするがキャラの濃さなら引けをとらない店長と流星、声だけだけどビッチ姉の漢らしさも悪くなく。
美冬もヒロインなら正統派ツンデレっ子として人気も出たんじゃなかろうかと思えるほどのキャラ立ち。
ここらへんはフレラバの「ゆずゆ」に受け継がれたんじゃなかろうか。なんとなくだけど。
ペットのとんかつもなかなかの曲者。
同棲ラブラブルだとさつきの両親、特に父親がなかなかアツい人で素直にカッコいいと思えた。

後は、モブキャラがさや当てというか小物というか、そんな感じのキャラがいささか多いのは気になったところではある。

<イラスト>

店長と流星以外は以下略。
サブキャラだけど、基本の立ち絵が斜めって結構珍しいと思った。

<総評>

100点中75~80点ぐらい。
いちゃラブ分も申し分ないしファンディスクもある。贅沢をいえばきりがないけど、そこはそれ。
正直なところ、周回プレイが前提ならフレラバよりこっちのがいいと素直に思えた。

ちなみに、ゲーム本編とは一切関係ないんだけども、ラブラブルにせよフレラバにせよ、ゲームの紹介ページがもっさいというか、もう少しフォントにこだわったらいいのに…と思った。
余計なお世話だとは思うが、どうしても気になったので。

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